【読書】カツオが磯野家を片付ける日
2021年 05月 19日
自宅の「断捨離」の参考に...
齢50以降の「日々の暮らし」が、より良いものになるように...
と、
ブログタイトルと冠した、「丁寧な暮らし」にする為の「参考文献」になるようにと、市立図書館で借りた本。
眠気があるものの、結局眠れず、本日、拝読した書籍がこちら!
【タイトル】
後悔しない「親の家」片づけ入門
カツオが磯野家を片づける日
【出版社】SB新書
(定価)¥800(税抜)
【目次】自分の参考になるところだけ。
毎日のように、あちらこちらに手を出して、にっちもさっちもいかなくなっている、「親と過ごした、自宅(家) 」の片付け。
余りもの多くの物に溢れすぎて
【断捨離】しないと、快適な人生が送れない!
と、「自分なりの方法」で【断捨離】という名の「片付け」をしている日々。
しかし、先日、市立図書館の本棚に、「タイトル」に惹かれた書籍が1冊。
パラパラ読みし、
これは、絶対に面白い!
と貸出した書籍。
登場人物は、大人気、御長寿アニメの「サザエさん」一家。
しかし、漫画のような、昭和時代の家族団欒の日常は何処えやら。
大人になったカツオが遭遇した磯野家の大問題から、「実家」の片付け方法を学ぶHow to Book。
【登場人物】
●波平
縁側から転落。盆栽に頭をぶつけたことから死亡。
●フネ
「昭和のお母さん」の姿は、最早ない。自宅の掃除すらママならず、「ゴミ屋敷」と化していた。
●カツオ
大学を卒業し、就職氷河期を、持ち前の「口達者」で突破。電気メーカー営業マンとして勤務。地方転勤族ながら、独身生活を謳歌し、東京本社の係長に昇進。郊外の独身寮で暮らすことに。
そのタイミングで波平死亡。
●サザエ
バブル後にローンを組み、磯野家の近くにマイホームを建てて独立。
しかし、マスオが年俸制になり、実質的にお給料ダウン。コンビニでパート勤務し、家計を支えるように。
●三郎さん
三河屋の御用聞きだったが、コンビニのフランチャイズで独立。店長に。
サザエは、このコンビニで働くが、三郎さんの母が倒れ、サザエは店長代理に。
そのタイミングで波平死亡。
●タラオ
アメリカの大学院に進学中。
●マスオ
大阪で暮らす母が認知症になり、施設暮らしに。シングルマザーながら、大学まで進学させてくれた母のため、来阪し、介護を。
そのため、磯野家で過ごす時間は少なくなっていた。
●ワカメ
海外出身もこなす、バリバリのキャリアウーマン。3歳、5歳の母になり、子育ては、保育園とベビーシッターに任せて乗り切る。
一人っ子の夫は、外国に単身赴任。義父母の介護の連絡は、全てワカメに。
いわゆる、Wケア世代に。
そんな面々の中、急死した波平の葬儀は、なんとか終了。
しかし、四十九日法要は自宅でしたい!
と言い出したカツオが、「ゴミ屋敷」と化した「実家の片付け」に乗り出し、最終的には、穏やかな日常を取り戻し、万事、良き方向に。
というストーリー。
磯野家の数々の問題点にサポート役で登場する人物たちが、実に頼もしい。
●花沢さん
花沢不動産2代目社長。不動産問題の相談役に。
●早川さん
「実家片付けアドバイザー」となり、カツオにナイスアドバイスを送る。
●中島くん
売れっ子FPとして、相続税など、金融問題の相談役に。
今までは、「目につく」ところから、「計画性もなく」取り組んでいた【断捨離】。
しかし、この書籍に出逢ったことで、「何をポイントとして取り組めば良いか?」のヒント。しかも、「注意点」も気づかされたような気がする。
良き書籍にめぐり逢えたことに感謝!
by street-stroke
| 2021-05-19 05:40
| 読書
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